2010.01.16 Saturday 17:30

Many Classic Moments / OST


中古レコード屋に行くと、片隅に追いやられていても、
サーファーの目には留まるレコードがあります。


'Meny Classic Moments'OST(オリジナル・サウンド・トラック)/
by Kalapana の国内盤もそんな一枚です。

Music by Kalapana と表記してありますが、
実際には彼ら以外にも、オーケストラの曲と
映画の中のナレーションがそのまま入っています。

またこの国内盤では、表紙の写真はDan Markel(ダン・マーケル)氏、
そして解説には、Surfing Classic誌(当時はSurfing World誌)編集長
石井秀明氏が担当しています。
この二人は、80年代にMade in Japanのサーフ・ムービー
'ASIAN PARADISE(エイジャン・パラダイス)'を製作した
日本のサーフィン界において歴史的な人物です。

一般的には評価されていませんが、日本人サーファーにとっては
贅沢で貴重な、宝物の様なレコードだと思います。

   nobby


2010.01.16 Saturday 11:33

The North Shore Dreamin' /2


以前ブログで紹介したThe North Shore Dreamin'には、
もう一枚、パイプラインでのテイクオフが表紙のオリジナル盤があります。


オリジナル盤の中に入っているブックレットには、カラーページがあり、
片岡義男氏が1977年に雑誌'ポパイ'に載せた
「片岡義男のアメリカノロジー」から、'我が心のノースショア'
と題した抜粋と、オアフ島のサーフポイントマップが載っています。


M.Rの表紙も好きですが、オリジナル盤はその時代の輪郭を
より深く感じられるレコードです。

   nobby


2009.04.07 Tuesday 21:55

Remix


世界中でウッド・サーフボードが
作られ始めている。

作り方に統一されたマニュアルは無く、
木材の種類、組み方、シェイプデザイン、防水、
それぞれの国や地域の条件の中で、
選択して製作されている。

それは無論乗った事も無く、
写真や文献でしか知る事のない、
1950年以前のウッドサーフボードの世界と、
以後のサーフィンの発展、化学製品の進化による
現代の知恵を融合させる作業だ。

音楽の世界では、
1980年頃から、それ以前の楽曲(元ネタ)を音として取り入れ、
新しい機材(ミキサー・サンプラー・ターンテーブル等)を使い
その時代の音楽を作っていた。

聞き手への受けを狙った消費型の音楽で無く、
過去をリスペクトし、学んだ上での現代的な表現方法の一つだ。

僕にとって、ウッドサーフボードを作る事は、
熟成したクラッシック音楽でなく、
80年代のシカゴ・ハウスや、
90年代のロンドン・アシッドジャズの様な、
”remix”して新たな価値を作り上げる作業であり、
今も現在進行形なのだ。

   nobby



2008.06.01 Sunday 18:24

The North shore Dreamin'


アート・ブリューワーのカバージャケットが
時代を感じさせるこのアルバムは、
当時の"ノースショアの空気"を音で切り取った
強烈に個性的なレコードだ。

針を落とすと、小鳥がさえずりを始め、
波の音が段々と近ずいて来たと思うと、
パドリング、
ドルフィン・スルー、
テイク・オフ、
ライディング、
そしてプルアウト!

"津田明さん"という方が、集音マイクの付いた
ヘルメットとサーフボードを使って録音した
この"10フィートの波でのサーフ・セッション"は、
圧倒的な迫力で70年代のノースの海へ連れて行ってくれる。

その後は、ローリー・ラッセルが優勝した、
1977年のパイプライン・マスターズの実況や、
ケン・ブラッドショー、サンセットのライフガードへの
インタビュー等が続き、セシリオ&カポノのヒット曲が
更に気分を盛り上げる。

中古レコード屋に行けば、
500円の値段も付いていないレコードだが、

"津田明さん"のサーフィンへの愛情が込められたこの作品は、
70年代の輝きをまばゆいばかりに今でも放っている。

    nobby

2008.01.26 Saturday 23:32

Marvin



今から17年前(1991年)東京のクラブでは、
60〜70年代のJAZZ/SOULを”踊れるか?気持ちいいか?”と言う視点で
再評価するACIDJAZZ(アシッドジャズ)ブームだった。
メロディの美しさから流れていたこのレコードを、
当時僕は宇田川町の中古レコード屋に買いに行った。

このレコードが発売された1971年、アメリカはベトナム戦争の泥沼化、
キング牧師・ケネディー大統領暗殺、公民権運動の生き詰まり等の暗い影が
広がり始め、Marvin自身もデュエットしていたタミー・テリルの死、
父との確執、ドラッグで不安定で衰弱した精神状態だったそうだ。

これは、その時期に彼が”この先にある希望の光を見出す”ために、
反戦・環境問題・経済問題、そして愛を詠ったメッセージアルバムだった。

最近では、家でじっくり聞いている。
37年後の世界を彼はどう感じているだろう?

今でも心に響くメッセージを僕達に優しい声で語り掛けてくれる。
”What's going on brother !”

Thank you, Marvin.  nobby







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